SY菌が汚泥を処理できる理由
【SY菌】
SY菌は北海道内で採取培養された菌とその他微生物30数種類の「微生物群」です。
・SY菌は汚泥などの「有機性残渣」をエネルギーとして増殖します。
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・食べられた汚泥は水、炭酸、窒素などの気体になります。
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・固体であった汚泥がSY菌により気体になり大気還元されるので処理された汚泥の量(嵩)がほぼ無くなります。
・増殖(世代交代)中に死んでいったSY菌の死骸も若いSY菌が繁殖のエネルギーとして処理します。
・処理の過程で「必要とされる分」の堆肥を生産できます。
・決められた敷地内で連続して汚泥を処理できる理由です。
又、処理過程で出る「気体化」した水、炭酸、窒素は無臭です。 処理過程で悪臭が発生、増えることはありません。
【菌床の管理】
SY菌は速やかに汚泥を気化分解・処理する力を持ちますが所詮微生物です。
人間がSY菌の「生活環境」を管理して初めてその力を発揮できます。
・SY菌の活動ベースとなる「菌床」の管理項目は以下の6つです。
①温度
②水分
③養分
④臭気
⑤PH
⑥体積
※菌床を管理するにあたり特別な「作業」などは必要ありません。 決められた作業手順を守ることが大切です。 経験則上、問題発生原因は99%「ヒューマンエラー」です。