※資料提供:SY環境
木材チップ、バーク(木の皮)、廃棄牧草、稲わら、麦稈などです。
菌(微生物)が活動する為には空気(酸素)が必要です。
切返しは菌床の隅々まで酸素を行き渡らせるための作業です。
※空気(酸素)のほかに微生物の活動に必要な条件は水分、養分、温度、菌が繁殖する空間。
1日一回の切返しだけです。
菌床の大きさにもよりますが下記のような機材です。
・タイヤショベル(処理物投入用・攪拌用)
・トラクター(飼料混合機の動力)
・飼料混合機(処理物攪拌用)
・大型菌床混合機(日量5㌧以上の処理の場合)
菌床の大きさに関係します。
菌床の大きさの100分の1の分量が1日処理できる量です。
例)100㎥の菌床に対して1日1㌧処理
一年間365日毎日1㌧のゴミを投入すると合計365㌧になりますが菌床の大きさは100㎥のまま変わりません。
(母材も分解するので木材チップなどを追加しないと逆に菌床は小さくなります。)
家庭から出る生ゴミ全般、食品加工残渣、漁業残渣、農業残渣、下水道汚泥、し尿汚泥、など「有機性廃棄物」なら処理できます。
ヴァニッシュ菌は働きます。
ヴァニッシュ菌を構成する微生物群は北海道の土壌菌が基になっています。
寒さには強い菌です。
又、当処理法自体が微生物が一年を通して安定して活動できる環境を創っています。
(1日の処理量に対し100倍の菌床体積)
安全です。
人体はもちろん動植物に害を及ぼすことはありません。
(分析表参照)
詳細はお問い合わせください。
安全です。
匂いが無いことはもちろん自然界のバランスを崩したり生態系に影響を及ぼすことはありません。
(水(水蒸気)、炭酸ガス、窒素ガスなどを放出します。)
ありません。
微生物は広いスペースにより多くの群れを作ることで安定し活動が活性化します。
より大きな菌床で処理するほうが条件としては良くなると言うことです。
必要ありません。
処理過程で汚水などは一切出ません。
(菌床の水分率35~40%を維持するので水は出ません。夏場、菌床が乾燥しやすい時期に水分を加えることは有ります。)
次のような項目を毎日確認します。
①外気温
②菌床温度(攪拌前・後)
③水分率(攪拌前・後)
④比重(攪拌前・後)
⑤pH(攪拌前・後)
⑥ゴミ投入量(累計含む)
⑦臭気
詳細はお問い合わせください。
半永久的に利用できます。
その条件として
①減量分の母材追加
②3ヶ月毎に菌の追加(初期投入量の10%)
が必要です。
菌床の大きさ、処理量、ゴミの種類などの条件で変わってきますが
数ヶ月~数年に一度菌床自体を部分部分篩にかけて無機分を取り除きます。
取り除かれた無機分は土壌改良剤、堆肥生産用種菌などとして利用できます。(成分分析必要)
その他の無機分は焼却処分して最終処分場に持ち込みます。
数量的に極少量です。